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滑舌診断・チェック
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~ 滑舌コラム ~ 滑舌コラム⑥:滑舌診断・チェックで話づらさを調べよう

前回のコラム⑤までは、入門編として滑舌を改善する方法についてご紹介してきました。

入門編-トレーニング
コラム① 舌の力をリセットする方法
コラム② 舌の動きを良くする方法
コラム③ 滑舌を良くする息の出し方
コラム④ 単語の音のつながりを改善する
コラム⑤ 意識しないで正しい発音で話す

ここからは、発展編として、滑舌チェックや悩み相談に入ります!
目次は以下の通りです。

発展編-診断,お悩み相談
コラム⑥ 滑舌診断・チェックで話づらさを調べよう
コラム⑦ 滑舌と関係する障害の可能性 
コラム⑧ 滑舌と吃音の違いって何?

この順番で、ご紹介していきます♪

2つの診断をしてみよう!

滑舌のトレーニングは、自分に合ったものを行うことがとても大切です。それは、的外れな練習をしても改善はしないからです。

今回は滑舌チェックを2ステップご用意しました。

Step1:舌の動き

Step2:苦手な音

Step1で発音に必要な基礎をチェックします。その後、Step2で具体的に改善を目指す音をチェックします。

まずは、これらのセルフチェックをして自分の状態を知りましょう。

では、さっそくチェックに進みます。

鏡を見ながら行ってみてくださいね♪

Step1:舌の動き

舌の動きチェック

できる

できない

1.舌を前に出して、下唇を下回ることができる

2.舌を前にまっすぐ(床と並行)に出すことができる

3.舌の先端で、口の天井に触れることができる

4.舌の先端で、左の口角に触れることができる

5.舌の先端で、右の口角に触れることができる

6.舌の先端で唇の表面を1周(左回転)なぞれる

7.舌の先端で唇の表面を1周(右回転)なぞれる

 

結果は以下の通りです。

できるの数7個  

舌の動きに問題はないでしょう。
苦手な音の正しい発音を身につけていきましょう。

できるの数4〜6個

舌の動きに大きな問題はありませんが、やや舌が不器用です。

・舌の脱力練習
・舌の感覚練習
この2つを徹底的に練習した後、苦手な音の練習に入りましょう。

できるの数0〜3個

舌が不器用です。

もしくは、構造などに問題があるかもしれません。一度近くの医療機関への受診をお薦めします。

セルフチャックをしてみて、「これであっているのかな?」と感じた人もいるかもしれません。

できた!という自信がない場合は、その項目の動きが苦手であると考えていただいて結構です。

滑舌を良くする発話練習

Step2:苦手な音

下記の文章を声に出して読んでください。

こんにちは。佐藤と申します。
仕事はサラリーマンです。
私の目標は、落ち着いて滑舌良く話すこと。
これから、練習に取り掛かります。
聞き取りやすい発音を目指します。

読んだら、以下のチェックしましょう!

表のチェックと並行して、発音しづらい音を可能な限りチェックしてみてください。

例えば、「聞き取りやすい」の「きき」と「り」が苦手などです。苦手だと感じる頻度が高いものから練習をしていきます。

自分に合った練習を

例外もある!

脳卒中などのご病気をされた方は、この限りではありません。

より詳しいチェックが必要です。入院先や施設などの担当の言語聴覚士と相談して、練習内容を決めましょう!

滑舌トレーニングで会話を楽しむ

専門家に頼る◎

セルフチェックをしてもよくわからない場合は、言語聴覚士による個別レッスンを行っております。

「苦手な音だけ知りたい!」方も大歓迎です。一人で悩まず、お気軽にお問合せ下さい。

滑舌改善の鍵は、自分に合った練習を選ぶことから始まるといっても過言ではありません。今の状態に合った練習を選びましょう!

次回は滑舌と障害の可能性

次回のコラムでは、滑舌と障害の可能性についてご紹介します。

★自分に合った練習を知る

まずは、ご紹介したポイントを意識して練習を行ってみてください。そして、滑舌を良くした!改善したい!という方は、弊社の滑舌改善通信講座を受けてみませんか。弊社では、言語聴覚士が滑舌を良くするためのレッスンを担当しています。言葉の専門家が滑舌を見極めて、あなたに合った練習を一緒に行っていきます。気軽にご連絡ください(^ ^)

みなさんの滑舌が良くなるよう、講師も一緒に頑張ります!



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著者

林 桃子(言語聴覚士)

経歴

・リハビリテーション病院 勤務
・総合病院 勤務
・デイサービス 非常勤勤務
・言語聴覚士養成校 非常勤講師

参考文献・書籍
1)遠藤由美子, et al. "著しい舌癖を有する口蓋化構音の 1 治験例 特に筋機能療法を応用した/s/音の構音訓練について." 音声言語医学 38.1 (1997): 11-19.
2)白坂康俊、熊田政信” 言語聴覚士のための機能性構音障害”医歯薬出版株式会社(2012):20-229.
3)阿部雅子. "構音障害の診断と治療." 音声言語医学 43.3 (2002): 316-324.
4)本間慎治.言語聴覚療法シリーズ7 改定 機能性構音障害 建帛社 (2007): 11-116
5)平野哲雄,長谷川健一,et al.”言語聴覚療法臨床マニュアル改定第3版”協同医書出版社(2014):364-439.
6)小寺富子”言語聴覚療法臨床マニュアル 改定第2版”協同医書出版社(2004):348-397,418-439.